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11月25日(金)、紅葉がちょうどよい頃合いの季節になってきました。

和歌山と言えば、南高梅に有田みかん、中華そばといったところでしょうか。歴史的には、昨年度の近総文滋賀大会で訪れた近江八幡の城下町をつくった豊臣秀長が、この和歌山城の城主だった時代もありました。徳川の政権になってからは家康の十男・頼宣を家祖とし、西の要として、徳川家が紀州和歌山を治めることになりました。水戸、尾張とともに「御三家」と言われ、第8代将軍吉宗、第14代将軍家茂を輩出しました。御三家のうちでも将軍を出した唯一の家でした。自然の残る、歴史深いそんな土地柄です。

和歌山の話は、それぐらいにして、美術工芸部門の作品についてお話ししましょう。
展示は11月25日(金)から27日(日)まで、和歌山県民文化会館展示室で開催されていました。会場はとても広くきれいなところで、余裕を持って作品が展示されていました。今回大阪からは、生徒7人の作品が代表として選抜され、そのうち4人が港南造形生でした。絵画(日本画)、デザイン(イラスト)、工芸(ガラスと陶芸)、どの作品も大阪の芸文祭で選抜された作品だけあって、輝いていましたよ。