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今年度離任式には、松村理身先生が来られました。挨拶文を以下に紹介します。

 

生徒諸君!

私は33年間ここにいました。

ここは私の沢山の先生や、沢山の生徒との出会いの場所でした。

だから私はここでの物語がいっぱいあります。

ここで私は陶芸やガラス、金工やイラスト、美大受験デッサンやいろいろなことを教えてきました。

絶対担任の先生になりたくて、ずっと担任をして、先月に19期生で10回目の卒業式を迎えることができました。

陶芸の先生として全国大会、近畿大会に何度も連れて行ってくれてありがとう。作品づくりは、この学校最大の楽しみだね。合宿も楽しかったね。イラストの先生として色々厳しいことも言いましたが、よく受けいれてくれました…ごめんちょっとウソです。今のは私目線です。 あなたたちのここでの物語は始まったばかりです。自分のために港南でのオリジナルストーリーを楽しんでください。

さて、最初の生徒諸君は、私の教師になろうと思ったキッカケの漫画からです。辞める時に絶対呼びかけたかった言葉。漫画ではこれは最終話・主人公の女の子が新米教師になっての始まりのシーンだけどね。

では、最後に別れのほうね。これは皆知ってると思う。

知り合った人達と、なぜそんなにアッサリお別れするのかと聞かれるシーン。そう、フリーレンから、勇者ヒンメルの言葉「また会った時に恥ずかしいからね。」

では皆、元気でね。

松村 理身